21世紀、「超精密レーザー応用技術、ドイツ、日本を越えた」

 

 

 

「キム·ソンファン21世紀代表超精密切断刃世界初開発」

グラインディング刃より寿命4倍長く、カッティング品質も2.5倍滑らかで

国内シェア90%以上を占める」

 

 

 

 

 

[アジア経済のクァク·ミンジェ記者]積層セラミックコンデンサー(MLCC)は「電子産業の米」と呼ばれる。 スマートフォンや冷蔵庫など、ほぼすべての電子製品の基板上に粟のように打ち込まれ、電気抵抗を制御する役割をする部品だ。 MLCCの大きさは米1粒の250分の1に過ぎない。 精巧でない刃がMLCCの回路を誤って切る場合、電気を制御できず製品の不良や火災事故につながりかねない。 そのため、MLCC加工技術は厳しい。 超精密レーザー加工企業21世紀のキム·ソンファン代表は「電子製品が小型化されMLCCなどを加工する超精密レーザー技術が脚光を浴びている」として「我が社は超精密レーザー応用技術分野でドイツと日本を凌駕する技術力を保有している」と話した。

21世紀は超精密レーザー加工企業だ。 一般グラインディング刃にフェムト秒(1フェムト秒は1000兆分の1秒)レーザー技術を融合した「超精密切断刃」を2019年に世界で初めて開発した。 グラインディング刃は摩擦方式で切断し、刃先に熱を発生させ、刃の寿命が短かった。 21世紀は刃先にレーザーを照射する新しい方式で刃の加工時の熱の影響を最小限に抑えた。 キム代表は「グラインディング刃と超精密切断刃を比較する場合、製品の寿命は少なくとも4倍まで差があり、カッティングの品質も私たちの製品が2.5倍滑らかだ」と話した。 会社は真空チャック(超薄膜フィルムを剥がして積むのに使う部品)に使うマイクロホール(微細穴)レーザー加工技術も開発した。 スマートフォン、電気自動車など安全度が重要な高品質MLCC分野で21世紀の「刃」占有率は90%以上、「真空チャック」占有率は60%以上でそれぞれ国内1位だ。 昨年200億ウォンの売上高を記録した。 国内の主要顧客会社は三星電気だ。

超精密切断刃の加工に使用される超精密レーザー加工機[写真提供=21世紀]

キム代表は職業系高校を卒業し、切削特殊工具製造工場で勤め、26年前に職場の同僚たちと共に今の会社を設立した。 最初は自動車部品の生産に使われる切削工具を主に生産したが、市場性を考慮して2000年代半ばから電子部品を加工する切断工具の生産に転換した。 キム代表は「MLCCを量産するサムスン電気から目に見えない超微細穴を開けてくれるかという依頼を受けた後、フランス、ドイツ、日本など超精密工場機械専門会社を回りながらアイデアを得て研究した末、世界で初めてマイクロホールレーザー加工技術の開発に成功した」と話した。

 

会社は超精密レーザー切断刃、真空チャックを越えて2次電池薄膜カッティングなど技術適用分野を拡大していく計画だ。 今も毎年売上高の15%を研究開発(R&D)に投資している。 キム代表は「超精密レーザー応用技術を土台に現在5%に過ぎない2次電池加工占有率を引き上げ、5年内に売上高500億ウォン台の企業に成長する」と抱負を明らかにした。

 

華城=クァク·ミンジェ記者mjkwak@asiae.co.kr

 

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